21年度学校支援活動の総括 in Osaka Prefecture  2010/03/13

 

■平成12年度から、大阪府下の珠算3団体が協力して、小学校算数科の中でのそろばん指導を効果的に行うために、学校支援珠算指導活動をスタートさせた。まずは、3団体に所属する珠算指導者から希望を募り、小学校へ出講する人材を確保した。次に、各小学校の校長、3年生の学年主任、担任に当てて、学校支援活動への依頼を呼びかける文書を6月と10月に発信した。

 

■その呼びかけに応えて、初年度には、大阪府下の53校から出講指導の依頼が入り、各学校での指導を終えた。毎年1月中旬には、出講する珠算人を集め、打ち合わせ会を開催、4月中旬には、報告・反省会を開催してきた。

 

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■依頼校数の推移は、

53→64→86→106→110→124→139

→156→143→189と、年次ごとに増加してきた。特に、21年度は今までの最高値を大幅に超えて新記録となった。その理由としては、大阪府教育委員会がこの活動に強い理解を示し、6月に各市町村の教育委員会宛に当該活動への理解と活用を呼びかける文書を発信したことがあげられる。また、政令指定都市である大阪市の教育委員会も深い理解を示していることも上げてよい。今一つは、21年4月から、新学習指導要領の重点項目の先行実施が始まり、そろばん指導もその中に含められたことである。

 

■今年度の依頼内容には、3年生に加えて4年生でのサポートも含まれるようになった。もちろん、いずれの場合もそろばん指導が基礎計算力確保に有効であることから、大阪府下の小学生の学力向上につなげていこうという意図が感じられる。

 

■毎年のことであるが、出講後には、各指導者から報告書が提出されてくる。その内容を読めば、学校内におけるそろばん指導についてのとらえ方や熱意のほどが読み取れる。年々、学校経営に携わる校長・教頭・担任の先生方の珠算指導に対する理解度は向上していて、指導場面での担任他の協力も強まってきている。報告書の中からいくつかの内容を書きとめておく。(右段へつづく)→↑

 

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(右段より戻る)←

■10年目の活動が終わろうとしているが、子供たちの学力向上のためには、この活動は有効に作用していることを実感する。出講される指導者の先生方は、自分の事を顧みず、奉仕精神での本事業への参画をしてくれているわけで、心からの感謝の意をささげたい。これら先生方は、社会貢献の尖兵であり、日本の教育再生を実現させる精鋭でもあることを忘れてはいけない。(EOF)

 

珠算関連ブログ世界に広がるそろばん文化』より承認転載

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↑→(左段より)

①担任がそろばんの有段者や1級合格者であるのに、なおかつ依頼をしてくれるケースが散見される

②前年に使った資料を今年も使ったが、兄姉が保管していたため、それは見たことがあると言われ、毎年新らしい資料にしなければと反省した

③出講を通じて、担任のそろばん指導力確保の必要性を痛感する場面がある 

④そろばん指導をフリー参観の日に組み込まれて、貴重な対験となった 

⑤本年から用意された講師用のネームカードを着用したが効果的であった 

⑥校長室での丁重な応接を受ける事例が増えてきている 

⑦「凄いぞそろばん」の校長宛配布が効果的であるので、全依頼校分を次回からは用意して欲しい

⑧そろばんの授業風景を「学校通信」や「学級通信」に掲載されるケースが多くなった。また、近隣の学校からそれらの通信を見ての問い合わせがされる事例がでている。

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⑨出講者への応対・応接は、学校間でかなり格差が出てくる 

⑩算数科の先生から、1年生の3学期にそろばんを教え始めていることを知らされびっくり 

⑪生徒たちの受講態度は年毎によくなってきていることがうかがえる 

⑫そろばん指導が算数科にとって効果的な働きをする、或いは教育的効果につながる、基礎基本の構築に有効であると考えている校長・教頭が増えてきている・・・・

以上のようなことが、報告書を通じて読み取れる。

←(左段へつづく)

 

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