「やり直しやり直せ やり直しこそ上達の道」 常務理事 西川 善彰 2011/06/18

 

 

 今年も新入生に関して悲喜交々。しかし全般的にはやや良かったように聞こえてきます。

 

 私が学校を退職し、初歩指導からすべてを指導するようになり7年があっという間にたちました。この間、毎月『明日に向かって』のタイトルでお知らせを出すようになりました。6月は今年から習ってくれている保護者の方を意識して、お知らせを書きました。塾生の名前を書くことは一切ありません。そんな地味な文章ですが、毎回原稿なしに思いのままに書いています。マンネリ化してきていますが、授業料の納入袋に入れたお知らせの一部です。

 

「やり直しやり直せ やり直しこそ 上達の道」

 

 子供達は、張り切って練習に来てくれています。ひとつのことを成し遂げるのに、山あり谷ありが当然です。子供達によってその山や谷が違います。私たちは、それを見極めながら一人一人指導をしていきます。粘り強く出来る子、あっさりと出来ないことをあきらめてしまう子、点数にこだわる子など、また習いに来てくれている子供達の能力も違います。体調、心配事などどうしても気持ちが集中できないときもあります。修学旅行や遠足など楽しいことがあって、心ここにあらずという子もいます。そんないろいろの日々の中でひとつのことを追求していくのです。『一事に通ずるは万事に通ず』という古人の言葉も、一つの道をいろいろの想いの中で頑張っていくという体験から出てきた言葉と思います。

 

 今6月初めの検定を意識しながら練習に入っていますが、たとえば6月はじめに暗算3級を受験する子がいます。答えは合うのですが、3級のスピードにはまだまだです。やっただけ正答できても合格ラインに届きません。そんなとき、私たちはあわてなくても速くできる方法をその子のために考えて練習をやります。今その子は時間内に全部が出来そうで合格ラインに入ってきてホッとしています。これはうまくいっている一例ですが、うまくいかないときもあります。しかし、たとえ合格に程遠いところにあったとしても今の力の最大限を発揮できるように指導していきます。それが次につながるからです。(右欄上へつづく)

 

珠算月報第712号より承認転載

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西川 善影 先生

 

 

(左欄下より)

 私たちは、全員を見渡し練習状態が順調でないとき、その原因を考え対処していきます。ただ、やり方を教え練習すればできるというものでもありません。子供達と根気比べの日々を送っています。そろばん・暗算の練習は、水泳、陸上などスポーツの練習と形は違っても、能力を伸ばすという面では同じところもあります。上達するのに個人差はありますが、コツコツと正しい練習を一生懸命し、やり直しをきちんとすることです。

 

 これ以外に今年度の検定日のお知らせや土曜日朝の特錬(6級以上自由参加で、多いときは40名ぐらい参加、学校行事で少ないときもあります)の予定を書いています。