そろばん,おおさか,大阪珠算協会, soroban, abacus
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10年ぶり位になるだろうか、今流行りのシネマコンプレックスという同一の施設に複数のスクリーンがある洒落た劇場へ久しぶりに映画を観に行った。平日の昼間だったのでガラガラだった。
最近、映画鑑賞はもっぱらレンタルDVDで済ませていた。わざわざ映画館まで出向いてまで「観たいっ!」と思う映画に巡り合わなかったからである。
いつでも自分の都合に合わせられ、何より途中でシーンを見落としたりしても巻き戻して何度でも再生できる。画面は少々小さいけれど、寝そべってお菓子や飲み物を空き放題食べながらの映画鑑賞はまた格別である。 1ヶ月平均20本を映画鑑賞する長年の洋画マニアとしても、さすがにこのSF映画アバター「AVATAR」だけはどうしても映画館でそれも3D上映を見とかなあかん、と直感して、ホームページで上映時間をチェックして観に行った。
そもそも、この一般的には聞きなれない英語 avatarとはPCゲームやWebゲームなどの仮想空間で、ユーザーの化身であるキャラクターを指す言葉で、その方面に詳しい方にはとても聞き馴染みのある単語で、サンスクリット語で「(地上に降りた神や仏の)化身」を意味する「アヴァターラ」が語源とされる。
良かった。観に来た甲斐が十分にあった。まさに歴史に残る映画に掲げられるであろう秀作である。前評判の高い3D映像もなかなかすごいのだが、PCでの3D映像にかなり慣れっこになっている私には何より3D音響効果が強烈で、爆音シーンでは椅子ごと揺れる間隔でUSJのアトラクションをはるかに凌ぐ臨場感を覚えた。心臓の弱い方、お年寄りやお子様には刺激が強すぎであまりおすすめできないくらいの迫力であった。
物語もSFファンなら誰が見ても判りやすい良くある展開で、勧善懲悪というか、自然文明の原住民ナヴィ対機械文明至上の資源開発(=自然破壊主義)のため植物一本も無い地球から遠征してきたSky People(22世紀の地球人:どうみても宇宙からの侵略者)と文明の存亡をかけた戦いを軸に、下半身不随となった海兵隊兵士が死んだ双子の兄:自然科学者の変わりにアバター計画で異星人社会に入り込む主人公が、徐々に感化され両者の葛藤に悩み、彼の化身(アバター)の命を救う星パンドラの原住民のヒロインと恋に落ち、異星人のため愛するもののために英雄戦士となり立ち上がるというお話。(右段上へつづく)
(左段下より)
男女平等でウォーリアー(戦士)が敬われるあたり原住民の文明も面白く描かれ、全身ブルーの原住民なんだけれどいつの間にかヒロインがとても美人に見えてくる、まさに「アバタにえくぼ」で、彼らの自然文明に触れ、自然の壮大さ美しさに魅了され、いつのまにか観ている観客すべてが原住民の味方にされてしまう、さすが名匠ジェームズ・キャメロン監督構想14年、製作4年のSF大作である。
シーンの背景や出てくる動物の動きに、スタジオジブリ作品の「もののけ姫」と同じような構図が出てきた印象を受けたが、彼のこの作品へのオマージュとして理解したい。また、明らかに米軍や海兵隊の映像表現で、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国のアンチ保守派の厭戦感もうかがえる。
主人公のアバターが、その語源と同様に地上に降りた神の化身となり、部族をまとめ空からの侵入者に敢然と戦いを挑むシーンは圧巻で、劇場付属の鑑賞専用3Dメガネと、興奮して発汗するせいで鼻が痒くなり、ときどき少しずらしてぼりぼり鼻の頭を掻かなくならない所作を減点しても、まさに映画の中に吸い込まれて、自分も同じ世界を疑似体験しているすばらしい感覚が味わえる映像体験で、最新の3D映像技術に感嘆した次第。
この前日に当協会の優良生徒表彰式典が行われホームページ用に写真撮影とビデオ撮影に作業協力したのだが、一般の保護者に魅せる観せるアミューズメント要素とアトラクション要素が必要だと痛感した。会場から声が上がって盛り上がったのは、フラッシュ暗算のときとお楽しみ抽選会のとき、特にBGMでドラムロールが鳴って当選発表のときは歓声が上がっていた。やはり効果音やBGMは必須で、たとえば生徒たちが順番に表彰を受ける間に雰囲気の会ったBGMを流すとか、Audio(音響)とVisual〔映像)をもっと大胆に織り込んでより印象的なイベントにできれば、とこの映画鑑賞の後であらためて実感した。ちなみに只今かの有名な韓流ドラマ「冬のソナタ」全20話を睡眠時間を削って読破ならぬ視破中の今日この頃である。(info)