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ラジオ大阪OBC・・・1314kh 『桂こごろうのワイワイじゃーなる』
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司会者 皆さん、こんにちは。 女性アシスタント こんにちは。 司会者 6月8日火曜日、第311回『桂小五郎のわいわいジャーナル』のお時間です。私、桂小五郎です。 女性ア 益子なお美です。 司会者 きょうもよろしくお願いいたします。 女性ア よろしくお願いします。 司会者 そろばん復活! 女性ア はい。 司会者 そろばん。僕ら小さいころね、街中で何ぼでも、そろばん塾ちゅうの見かけましたね。 女性ア ありましたよね。 司会者 ありました。普通の一般のおうちみたいなところがね、玄関の前に、ポーンとそろばん塾ですよという看板出してはったんですけども。最近はぐーんと減りまして、ええ、そんな気がしますけれども。 女性ア 見なくなりました。ほんとに。 司会者 『そろばん復活』。大阪府珠算協会の森友 建さんにお越しいただきまして、大阪珠算?僕なんていいました? 女性ア えっ、大阪珠算協会だそうです。大阪府、府はないんですね。 司会者 大阪珠算協会。はい。森友 建さん、お越しいただきましてお話をうかがいます。 そして、今日のゼヒモンは、情報ピットインですね。ゼヒモンは、小学生のインターネット、是か非か、うん、小学生がインターネットを利用するといいますか、えーそれで通信するといいますか、そういうことが是か非か、と。 女性ア はい。あの、長崎の事件もこのインターネットからねぇ、なんかこう・・・・ 司会者 うん。おおもとだったみたいですけどねぇ。いらんのちゃうかなあ、と思うんですよ。まず、コミュニケーションの普通の練習をしてから、人間対人間のコミュニケーション、生のね。まあ、大人もそうですわ。大人もそや。もっと生のコミュニケーションをしないと。それで、子供なんか、もっと生のコミュニケーションを練習してから、僕はやったほうがいいんじゃないかな、と思うんですよ。 女性ア ただ小学校では、その、パソコン授業というんですか、ずいぶんなんか低学年から入れているところもあるみたいですよねぇ。 司会者 何でも進みゃあええというもんでもないと私は思うてるんですけどもね。みなさん、どう思われますか、小学生のインターネット、そらもう、まことにインターネットというものは本来便利なもの、なんでね。 女性ア はい。勉強にもなりますよね。 司会者 僕らいろんな情報をそこから取り出したりなんかするんですけれども。うん。さあ、どう思われますか、小学生のインターネット、是か非か。 女性ア 『桂小五郎のわいわいジャーナル』今日の特集です。そろばん復活。昔は子供の習い事のひとつとして、欠かせなかった、そろばん。学力低下が叫ばれる中、そろばんで養われる集中力と忍耐力が再び脚光を浴びています。 珠算の持つ特性や教育的効果が見直され、現在珠算団体から指導者を大阪府下の小学校へ派遣しています。 今日は大阪珠算協会の森友建さんにお越しいただきまして、珠算教育の取り組みから今後の展開などをお聞きします。 司会者 はい、ということで大阪珠算協会の森友建さんでございます。 どうも、こんにちは。 森 友 よろしくお願いします。 司&ア こんにちは。よろしくお願いします。 司会者 ようこそおいでいただきまして、ありがとうございます。 あのう、こんなん、いきなりいうてなんなんですけど。わたしのね、おじさんによう似てはります。 女性ア ははははっ。 司会者 父親の兄貴に。ものすごう似たはるんですわ。 女性ア そうなんですか。 司会者 はい。それはおいといて。かってに、いきなりそんなこといいながら。 えー、そろばん。久しくなんかこう、ぼくら耳にしてないというか、目にしてないというか、そういうものなんですけれども、えー、いま、このそろばんというもの自体ですね、まあ、そろばん塾自体は、どういう状況なんですか。 森 友 そうですね。がんばってるんですよ。非常にね。 司会者 はい。 森 友 さっきも塾の数のことを触れておられたですけども、大阪府下で大体1000件程度あるんですよ。 司会者 1000件? 森 友 あるんですよね。 司会者 ほうっ。 森 友 これはね、大変大きな数字でしてね。 司会者 はいっ。 森 友 大阪府下に小学校が1050校あるんです。 司会者 ほうほうほうほう。 森 友 ということは、小学校1校でひとつのそろばん学校、という計算になるわけですね。 司会者 ふんふんふんふん。 森 友 これは決して少なくない、ただ昔が多すぎた・・・。 司会者 昔はほんまにようけありましたねぇ。 森 友 多すぎたんです。ただ今は、あるデータで見ますと、いわゆる最盛期と比べて、4割の珠算塾が残ってがんばっている、ということですね。10軒あったのが4軒、というかたちです。それでも1000軒、今がんばっているんです。 司会者 ほな昔は2000軒以上あった、 森 友 そういうことですね。 司会者 すごい数あったんですねぇー。そう、そのそろばん塾がいちばんぎょうさんあった時分って、ピークは何時やったんですかねぇ。 森 友 ピークは昭和56年、1981年です。 司会者 昭和56年がピーク。 森 友 ピークは23年前です。 司会者 僕、中2ぐらいの時かあ。 森 友 そうですか。 司会者 昭和42年生まれなんでね。14歳。中2。ああ、そういうたら、その時分、あったかもわかりませんねぇ。ぎょうさん。うん。 で、今その1000軒あるそろばん塾ですけれども。大阪府下にね。 お子さんの、その、どれくらいの年齢層のお子さんが・・・ 森 友 そうですね。ピークでありましたころはね・・。 司会者 はい。 森 友 3年4年5年6年あたりが中心を占めてたんです。 司会者 小学校3年生から6年生。 森 友 そうです。中学年から高学年ですねぇ。 司会者 はい。はい。 森 友 現在は様変わりしまして、低学年が中心を占めています。 司会者 ほー。 森 友 ですから、1〜3年生から4年生ぐらいまで。もちろん、5年も6年もたくさんがんばってますけども。中心を占めるのは低学年から中学年、そのあたりがちょっと様変わりしているわけですね。 司会者 そうですか。小学校1年生ぐらいから、そろばんを。 森 友 そうですね。 司会者 そやけど、小学校1年生くらいから、そろばんを、そんなんできるんですかね。 森 友 大丈夫です。 司会者 はあ、そうですか。小学校の1年生から足し算習うわけでしょう? 森 友 そうです、そうです。 司会者 ほんとは、1たす1は2から。そんな子らが、いきなりそろばんいうても、 森 友 大丈夫なんですよ。 司会者 はぁーそうですかぁ。 森 友 心配ありません。ですから、今のお母さん方はですね、いわゆる初等数学教育の一助としてそろばんというものを位置づける、こういうニュアンスが強くなってきているんですね。あるいはまた、教育全般の基礎基本としてそろばんを考えていこうと、こういう流れに今入っているんではないかな、と思うんですよ。 司会者 ふーん。 森 友 昔は、いわゆるそのピークでありましたころは、職業能力教育の一環として考えられていたんです。 司会者 はい。 森 友 いわゆるライセンスを取りにかかっていたわけです。最終的にはね。 司会者 はい。 森 友 何級に合格出来たとかね。 司会者 ふんふん。 森 友 たとえば、就職しますときにね。3級合格というのは、ひとつの有効な資格でもあったわけです。 司会者 そろばんの。はい。 森 友 ところが、いまはそれはなくなりましたですからね。 司会者 ふーん。 森 友 ですから、そろばん学習というものの目的が少し違ってきました。 司会者 はい。 森 友 それは大事な部分です。 司会者 ふーん、ふんふんふん。今のそろばんの意味ですね、今のそろばん塾の意味、たとえば、あーこうやって世間にですねぇ、電卓だとか、コンピュータだとかいうものが、まことに手軽に出回っておりまして、計算するということは、もうそっちに頼ってますわね、いま。 森 友 そういうことですねぇ。 司会者 そんな中で、そろばんの意味、どう思われますか。 森 友 これは非常に難しい部分でもあるんですけどね。 司会者 はい。 森 友 いくつかに分けて、切り口を分けて考えて行かないかんと思うんです。 司会者 ふーむ。 森 友 珠算の教育的な効果ということを考えるときに、ひとつは、現代の教育の抱えている問題点は何か、ということから考えないといけないと思います。 司会者 ふん。 森 友 それにはいくつかあると思うんですけれど、その最たるものは、 司会者 はい。 森 友 今の教育が抱えている課題の最たるものは、蓄積を要するトレーニングの決定的な不足、これだと思うんですね。 司会者 はい。 森 友 だから、時間をかけて、手間かけて、エネルギーを入れ込んでやっていかなければならない作業というものを、今非常に省いてしまっているんです。 司会者 ふーん、ふんふんふん。 森 友 ですから、これはまあ、学習指導要領の問題ともからむのですが。 司会者 はい。 森 友 あるいはコンピュータの問題ともからんでくるわけです。 司会者 うーん。 森 友 いろいろの理由があるわけですけれども、いわゆる蓄積を要するトレーニングが決定的に足らなくなっている、ということから、 司会者 うん。 森 友 いま、定型、いわゆる形が決められたものであるとか、あるいは基本であるとか、あるいは繰り返しであるとか、こういったことをもっとやらなければならないということが叫ばれ始めているわけです。 司会者 はい。 森 友 そろばんの場合は、これらにぴったり当てはまるわけです。時間もかけなければならない、手間もかけなきゃいかん、頭も使わなければならない、そしてこれはひとつの、形として決められたものですから定型でもあるし繰り返しでもある。ということで、現代教育が失いつつある大事な部分というものをそろばんの学習で、ある程度カバーが出来るんではないかな、と思うんです。 司会者 はい。 森 友 それから、次は今のコンピュータの問題ですけども。 司会者 はい。 森 友 コンピュータが大変普及した結果として、なにもかも便利になりましたですねえ。 司会者 はい。 森 友 そしてまた、面白くもなってきました。 司会者 ふーん。 森 友 ところが、これのデメリットというのもいま、いくつかはっきり出てきているわけなんです。 司会者 はい。 森 友 一つはですねぇ、答えを手っ取り早く教えてしまうことです。 司会者 ふーん。 森 友 これはそのとおりだと思うんですね。われわれは、日常的にコンピュータを使いますけれども。 司会者 はい。 森 友 二つ目はですね、断片的な知識を子供たちに与えすぎてしまうという心配です、 司会者 ふーん。 森 友 三つ目は、これがやっかいなんですけども、子供たちの知的好奇心を薄めているのではないかという懸念です。 司会者 うーん。 森 友 こういった指摘がいま強く出てきてるんです。 司会者 うーん。 森 友 これはコンピュータを日々つかうことによって、このようなデメリットがひじょうに大きくなりつつあるのではないかという心配・不安を意味しているわけです。 司会者 はい。 森 友 これらの心配・不安・懸念に対して、基礎学力を今まで以上に強化、向上させることで、このようなデメリットを解消できるのではないかと考えています。 司会者 ふーん。 森 友 それじゃあ、何がいちばん基礎学力の向上・強化に適しているかというと、そろばんのトレーニングがひじょうに合っているんとちがうかなと思っています。これからの時代に、そろばんの担う大きな役割はこの辺りかなと思っています。 司会者 ふーん。 森 友 それから、もうひとつ大事な部分があります。教育的効果を考える時にふれておかなければならないことなんです。現代社会では、機械というものとヒューマニズムのある種せめぎあいという部分があります。 司会者 ふん。 森 友 そういったせめぎあいの時期に私たちは生きているわけです。 司会者 はい。はい。 森 友 このようなせめぎあいの結果、私たちは日常的にテクノロジーを使っていますが、この日常的なテクノロジーの使用からさまざまなストレスが出てくるわけです。 司会者 はい。 森 友 これが世にいうテクノストレスですけれども、このテクノストレスというものがひじょうに大きくなってきました。 司会者 うん。 森 友 具体的にいうと、それは何だということなんですけれども、一つは、考えるということはもうあんまりやりたくないという傾向です。 司会者 はい。 森 友 いわゆる、思考の停止ですね。 司会者 うん。うん。 森 友 次に、何か問題が起こったときに、その責任を取りたがらないという傾向が強くなってきた。 女子ア うーん。 森 友 これは、機械のせいなんだ、いわゆるテクノロジーのせいなんだと逃げてしまう人が多くなってきている。 司会者 はい。 森 友 本来、人間としてはレスポンシビリティ(責任)というのはとらなければならないものなんです。大事な部分の筈なんです。 女子ア はい。 森 友 そこから逃げるということはよくない。それからいま一つ問題なのは、人間性を失いかけているという部分です。、 司会者 はい。 森 友 この三つが、テクノストレスの代表的なものかなと思うんですけどね。 女子ア はい。司会者 ふんふんふん。 森 友 同時に、私たちは技術革新の真っ只中に生きているわけです。 司会者 はい。 森 友 この技術革新というのは、プロセスを全部とっぱらっていこうということなんです。 司会者 はあ、はっはっはっ。 森 友 ところが、そろばんというのは、ご存知のようにね、プロセスを全部だいじにするという技術であるわけです。 女子ア ふーん。司会者 はい。 森 友 この両者を、技術革新とそろばんを比べてみると、両者は互いに対極のところにある。 司会者 ふーん、 森 友 そういうものなんですね。 女子ア はい。 森 友 その技術革新を進めるなかで、テクノストレスが徐々に高まってきたということがいえるのではないかと考えています。 司会者 はい。 森 友 ここにきて、人間は生きる上でだいじなバランスを失いかけているんではないかなと考えられるのです。 司会者 ふーん。 森 友 そのような構造が見えてきた感じがいたします。 司会者 うーん。 森 友 ですから、この傾きかけたバランスを何とかしなければならない。 女子ア ええ。 森 友 バランスを元に戻すためには、テクノロジーと対極のところにある人間的な作業の典型である、そろばんというものを活用すべきであると考えています。 司会者 はい。 森 友 もう少し、そろばんを重視していくことによって、そのバランスは回復されるんではないかなと思うんですけどね。 女子ア ふーん。 司会者 ふーんふんふんふん。たしかにね。全然その、えーっ、そろばんというのはそれ、熟練してくると、たとえば一生懸命おけいこしてくると、答えまでポンッと速く出てるようになるんだけども、そこまでなるまでにかなり、その、さきほどおっしゃった、蓄積といいますか、積み重ね、ずーっとしてこないとそこまでなれない。 ところがそのコンピュータというのは、なんともはや、この、いきなり、どんな未熟なものでも答えに連れて行かれてしまう。 森 友 そうそう、そうですね。 司会者 ふーん。 森 友 ですから、その点がいまの日本の教育の中で大きな課題として意識されているわけです。 司会者 うーん。 森 友 当然蓄積しておかなければならないトレーニングがなくなって来ているわけです。 司会者 はい。 森 友 ある意味で、トレーニングが要らなくなってきた。この部分だと思うんですね。 司会者 あー、そうかもわかりませんねー。ぼくらでも、そのー今から思うとですね。数学の授業、まあ今のお子さんも数学の授業・算数の授業受けてるかと思うんですけども、よくあのテストのときに、答えですね、この式がこういう答えになるまでの、なかの計算式ちゅうんですか? ね。答えが合っていても中のこの式がまちごうてたら駄目ですよ、みたいな教育をね、 女子ア ふーん。 司会者 やっぱ、受けたと思うんですよね。 女子ア そうですよね。 司会者 うん、そこのへん、が、だいじなのかなぁ、と。 森 友 はい。 司会者 だから、うん。そろばんもそう、きっとそうなんでしょうね。1たす1、このタマとタマが二つ動いたら、ふたつ上に上がって2でしょ。つぎ、これとこれ、上の五のタマとして、どうのこうの、これをこう動かすと、こんだけの数になるでしょ、という形をみせてゆく。 森 友 そうですね。 司会者 うーん。 森 友 ですから、そろばんでは、もしミスをやりますとね、そこで分かるんですよ。 司会者 はい。 森 友 たいていは、自分で間違ったところを見つけることが出来るようになります。 司会者 はい。 森 友 そろばんの計算では、ひとつひとつプロセスをていねいに積み重ねて行きますからね。 司会者 はい。 森 友 ですから、一つのプロセスでミスが起こると、どの部分でミスをしたのかが自分で発見することが可能になります。 司会者 はい。 森 友 そろばんには、そのような優れた部分があるわけですね。 司会者 ふーん、ふんふんふん。 森 友 ところがコンピュータの場合は、残念ながら、もう本当に囲われた箱(ブラックボックス)の中の作業ですから、どうしようもない。 司会者 そうですね。 森 友 見るわけにいかない。 司会者 はい。 森 友 チェックするわけにもいかんということになります。 司会者 ふーん。そうですね。 森 友 ですから、結果を先に求めてしまうという考え方、システムのあり方がよくないわけです。 司会者 うーん。 森 友 その部分が、基礎教育の中ではまずいのではないかな、というふうに思うんですけどね。 司会者 そうですね。考えると、そのコンピュータ、インターネットの世界の情報、たとえば何かひとつ求めようと、えーここにひとつ製品があって、これはいくらのものなんだろうか、チャカチャカチャカ、ああ350円や。いきなりポンッ、と答えが出ると、ほなこれ、ぼくらがたとえば、これをコンピュータ使わずして、どうやって調べようかというと、本繰ったりとか、いろいろやりますよね。 森 友 そうそうそうそう、 司会者 店まで歩いて行ったりだとか、あー、それ売ってそうな店行って探してみたりだとかしますよね。 森 友 そうですね。 司会者 ということですもんね。 森 友 ですから、以前のように図書館に行ってものを調べるということが減ってきました。 司会者 はい。女子ア ふーん。 森 友 以前は、あるいは家にそろえてある百科辞典を紐解いて物事を調べて行くとかの作業をしました。 司会者 うーん。女子ア はい。 森 友 あるいは先輩に尋ねるであるとか、家族に尋ねるとか、友達に聞いて、ことを解決していこうということをやりました。しかし、そういう部分が、いまどんどんなくなってきているんではないか、しなくなっているんではないかな、と思うんです。 女子ア 確かにそうですね。 森 友 答えが一発で出てくるのですからね。 司会者 そうですねぇ。 森 友 しかしそれは、断片的であるということになります。また、ひじょうに脈絡にかけている、ということにもなってきます。 司会者 そうですねぇ。 森 友 今いわれるように、現代は、ひじょうに安直に物事を処理しているという傾向に傾いている。このあたりが、積み重ねが最も大事なことでなければならない教育の中で、大きな問題として浮かび上がってきているんと違うかなぁと思うんですね。 司会者 たとえば、じつはそれは答えを出すことは、それは目的じゃなくて、その中の、えー、プロセスを学ぶことが目的であって、プロセスをきちっと学べることが出来ると、よそで応用というか別のことに応用できるということになるんですよね。 森 友 そうですね。たとえば、マラソンです。いまマラソンにみなさんひじょうに興味を持っておりますけれども、あれもいきなり走ったんでは42キロ走れないわけですね。 女子ア うーん。 司会者 はい。 森 友 やっぱり、あのような大きな作業をするときには、手順がだいじになってきます。 女子ア はい。 森 友 きちっとした計画と準備というのがいるわけす。 司会者 はい。女子ア はい。 森 友 人間が長い人生を歩んでいく準備期間というのは、やっぱり数年間あるいは十数年間という期間がいるわけです。 司会者 ふーん。女子ア ふーん。 森 友 長い期間そうしてきたものを、一気に技術革新の結果、準備期間として費やす時間が、ひじょうにいま短縮されてきているのが実情です。 司会者 はい。女子ア はい。 森 友 この点については、短縮されたから、あと残った時間を楽しんだらいいではないかという考え方もあるわけですけれども、そうではない。人間の質のところへ、この影響が徐々に及んできているんではないか、質を下げているのではないかという感じもするわけですね。 司会者 はい。うーん。うん。たしかにおっしゃるとおりですね。さあ、そんな中でそろばん塾、まあ、これ、え、森友さんご自身も塾はやったはるんですか? 森 友 そうなんですよ。 司会者 どちらで、されてるんですか。
森 友 司会者 あー。どうですか、実際に、そうやってお子さんに接しておられて、昔からやっておられるんですか。 森 友 そうなんですよ。 司会者 昔のお子さんと、今のお子さんとで、そのやっぱり、コンピュータ世代のこどもと、ね、いまとむかしのこどもとで変化がありますか。 森 友 やっぱり、変化がいくつかの部分で出てると思いますね。 司会者 そうですか。ふーん。 森 友 ひとつは、辛抱が出来なくなってきたということです。 女子ア はあー。司会者 はあー、はあはあはあ。 森 友 いま、お話をずっとしてきたことの、そのつづきなんですけどね。 司会者 はい。 森 友 いわゆる蓄積型のトレーニングとして、日本に根付いたそろばんというのは典型的なものだ考えています。 司会者 はい。 森 友 そろばんを始めた人の場合は、徐々にそのそういう辛抱をするという機能と能力を回復するわけです。 司会者 はい、はい。 森 友 ですから、そろばんを習っていない子供を見ればそのあたりがもっと判然とわかると思うんですけど。 司会者 ふーん、ふんふんふんふん。 森 友 それでも、全体の流れっていうものがありますからね。その塾の指導になれるまでは大変だなというケースもあります。 司会者 はい。 森 友 特に、持久力という部分では昔とちょっと違うなといった場面があります。 司会者 ああ、それはやっぱり、短くなってきていますか、だんだん。耐えれる時間が。 森 友 やはり、全般に持久力が弱くなってきているということはいえると思います。でも、そろばんの練習を重ねることによって、それも徐々に回復していきます。 司会者 ふーん、ふんふんふん。 森 友 ですから、そのあたりにも、時代の変化を感じることになります。時代が子供たちを変えていくのだということが実感されます。 司会者 そうですか。 森 友 それと、いまはお母さん方、忙しいですからね。 司会者 はい。 森 友 昔と比べて、とても目につくのは受け応えのしかたなんです。 司会者 はい。 森 友 全般的に返事がひじょうにへた、ということですね。 司会者 はい。 森 友 レスポンスがへたなんです。 司会者 ほう。 森 友 こちらからは指示がどんどん出るわけですけども、それに対して、いちいち「はい」で受ける、あるいは「わかった」というかたちでうけるということが苦手な、或いは出来ない子供が増えました。 司会者 ふーん。 森 友 それは、お母さんたちが忙しい、学校の先生たちも忙しい、いうことがベースにあるように思います。 女子ア ふーん。 司会者 はーあ。 森 友 世の中全体が忙しいですから、大事であるはずのレスポンスを強く求めない、要求しない、ということの現れだと考えています。 司会者 あーーー。 森 友 平素は見過ごされているけれども、こういう部分は実は大変大きな問題点だと思っています。 女子ア ふーん。司会者 うーん。 森 友 こごろうさんの世界でも、それはだいじな部分やと思うんですけど、ひとつ指示を出す、それに対して、「わかりました」という受け応えがいりますよね。 司会者 うーーん。 森 友 受け応えの仕方はどうであれ、返事はいります。 女子ア はいはい。 森 友 これは絶対やらなあかんことでね。 司会者 うん。うん。 森 友 こどもたちが、それをわりとイージーに流しまうというという現実があります。 司会者 うん。 森 友 だから、背景にお母さんの指示が来ても、曖昧にして済んでしまうという日常生活があるんだろうと思います。、 司会者 うん。 森 友 こういう部分が今たくさん出てきているのですが、これは許してはいかんところなんです。 司会者 うん。女子ア ふーん。 森 友 そろばんを練習する場においても、そういう部分もやっぱりきちっとわれわれのほうでカバーするということも大事なことだと考えています。 司会者 ふーん。まあ、時代が変わりまして、そろばん塾に通うお子さんの様子も少し変わってきているという感じでございますが、もう少しお話を伺いますが、いちどここで、ニュースをはさませていただきます。
<ニュースによる休憩をはさんで>
司会者 あいうえお作文、やりまーす。お題はOBC。 女子ア オー。 司会者 男前のパーソナリティーと、 女子ア ビー。 司会者 美人のアシスタントで、 女子ア シー。 司会者 しっかりやりましょ、わいわいジャーナル。 女子ア わー、噺家さんみたい。 司会者 噺家やがな。 女子ア 桂こごろうのわいわいジャーナル。今日の特集です。そろばん復活。 コメンテーターは大阪珠算協会の森友 建さんです。 司会者 どうもお待たせをいたしまして、ここからもよろしくお願いいたします。 森 友 よろしくお願いします。 女子ア お願いします。 司会者 えー、そろばんについて、いろいろとお伺いをしようと。そろばん復活ということなんですけども。えー、これ復活というの、おうてます?どうですか? 森 友 まさしく、おうてますね。 司会者 復活してますか。 森 友 ええ、復活してると思います。 司会者 ふんふんふん。 森 友 ということはね。ここ1年半ほどの流れを見れば分かります。 司会者 はい。 森 友 特に、マスメディアの流れが面白い。このラジオもそうですし、テレビもそうですし、新聞もそうなんですけども。 司会者 はい。 森 友 その中でも、特に新聞に注目したいのです。 司会者 ふん。 森 友 いわゆる、新聞の論調というのがあるんですね。 司会者 へえー。 森 友 そろばんについての沢山の記事を書いてくれてるんですけども、そのときのディレクション、方向が興味深い。 司会者 はい。 森 友 チェックしたんですが、その中に追い風に乗ったというのがあります。 司会者 ほう。 森 友 そろばんがですね。 司会者 追い風に? 森 友 それから、そろばんが復活した。今日もそうですけどね。 女子ア はい。 森 友 それから、そろばんが元気だ、と。 司会者 ふん。女子ア うーん。 森 友 あるいは、生徒が増えていると。 司会者 ふーん。 森 友 あるいは、そろばんが復権したというのがあります。 司会者 ふーん。女子ア ふーん。 森 友 こういう内容の論調がひじょうに目立つんですね。 司会者 ほう、ああそうですか。ふーん。 森 友 ですから、こういうことを見ましてもね、 司会者 はい。 森 友 やっぱりいま、そろばんは復活したかなという感じは強くするんですね。 司会者 はーあ、そらまあ、そろばんの世界で生活している方にとってはひじょうにうれしい、ということかもわかりませんが。 森 友 そうですね。 司会者 えー、いろいろと活動をしておられまして、現在小学校へそろばんの指導者を派遣しておられるんですね。 森 友 そうなんです。 司会者 はい。 森 友 これは平成12年からですから、ちょうど4年間活動を続けてるんです。 司会者 はい。 森 友 で、今度は5年目に入ります。 司会者 ふん。 森 友 そろばんが、学校指導要領の中にきちっと位置づけられておりながら、 司会者 はい。 森 友 学校によっては、指導がなかなか十分なされてないということがあります。 司会者 はい。 森 友 そいう現実が長い間あったわけですね。 司会者 ふん。 森 友 これを何とか解決せないかん、ということで考えておりましたときに、ちょうど平成12年度の中ごろでしたが、 司会者 はい。
森 友 大阪府教育委員会、 司会者 うん。 森 友 人材バンクシステムというシステムを作り上げたわけですね。 司会者 はい。 森 友 これは民間のいろいろのパワーを学校教育の現場に取り込んで、 司会者 はい。 森 友 活用して教育の実を上げようというのが狙いなんですね。 女子ア はい。司会者 ふーん。 森 友 このことが新聞で報道されまして、そく、我々のほうが反応いたしまして、プロの先生がた九十数名、 司会者 はい。 森 友 この人材バンクに登録をいたしました。 司会者 ほーお。女子ア ふーん。 森 友 そして、学校側に案内を出しまして、プロの先生を現場に送り込みましょうと呼びかけたんです。 司会者 うん。 森 友 ボランティアでです。 司会者 はい。 森 友 そういたしますと、初年度53校が手を上げてくれました。 司会者 へえー。 森 友 大阪府下で53校、それから2年目は64校、3年目は86校でした。 司会者 ほ、ほーう。うなぎのぼりに。 森 友 そうなんですね。4年目は107校になりました。 司会者 あら。女子ア ふーん。 森 友 初年度のちょうど倍を超えたわけですね。 司会者 ふーん。女子ア うーん。 森 友 ですからひじょうに、これは学校サイドとしては、 司会者 ふん。 森 友 いい企画としてね、 司会者 はい。 森 友 よろこんでいただいているということになります。 女子ア ふーん。 司会者 それ、やっぱり学校間でも、このことについて話をしてはるんですかね。 森 友 ええ、それもあるんですね。 司会者 「これ、良かったで。うち、やったけど。」いうて。 森 友 ええ、そうですね。もちろん、それもあるんですね。 司会者 ねえ。
森 友 ええ、 司会者 はい。 森 友 308の小学校がありますので、 司会者 ふん。 森 友 22%の学校が、リクエストをかけたことになります。 司会者 はい。女子ア ふーん。 森 友 4年間でですね。 司会者 ふーん、ふんふん。 森 友 ですから、もっともっと依頼してくる学校の数を増やして行こうということでいろいろと手を尽くしております。 司会者 はい。 森 友 これを4年間やりまして、出講いたします先生がたから指導終了後に報告書を出してもらいます。 司会者 はい。 森 友 そのつど、報告書をあげてもらって、それを毎年きちっと精査しております。 司会者 ふん。 森 友 それらを読んでおりますと、授業の緊張感がひじょうに高まるという報告が多い。 司会者 ふん。女子ア ふーん。 森 友 自分たちが出講して行けばね。 司会者 ええ。女子ア うん。 森 友 これはもう、そうだと思うんですね。このスタジオもそうですよね。 司会者 うん。 森 友 外部から人が入ると、緊張感が生まれますがこれと一緒ですね。 司会者 はい。うん。女子ア はい。 森 友 それから、こどもの学習意欲が強まると書かれています。 女子ア ふーん。 森 友 それから、クラスの担任の先生にとって、ひじょうに刺激になっている。 司会者 ふんふんふん。 森 友 こういうさまざまな結果が、報告されてくるわけですね。 司会者 ふーん。女子ア はい。 森 友 指導に行きますと、1時間の学校もあれば3時間4時間5時間と指導する学校もあるんですけども、学校サイドとの会話ができるわけです。 司会者 はい。 森 友 学校の責任者、いわゆる校長であるとか教頭であるとかね、あるいはもちろん、担任も含めていろいろ会話を交わす機会が多い、 司会者 はい。女子ア はい。 森 友 というところからですね、その学校サイドの珠算に対する理解がね、 司会者 うん。女子ア うん。 森 友 今までと違ってひじょうにすすんできた、と 女子ア ふーーん。 森 友 いうことが、出向した先生がたが感じて帰ってくるわけですね。 司会者 ふーん、ふんふん。女子ア はあー。 森 友 そしてまた、子供たちのですね、珠算に対する興味と関心も、はじめは薄い子供も、多いわけなんですね。 司会者 はい。 森 友 ところがね、実際に指導してみると、 司会者 うん。女子ア うーん。 森 友 プロの先生が、指導しますからおもしろい。 女子ア ふーん。司会者 ふんふんふん。 森 友 ですから、そろばんに関しての興味と関心が深まってきているという部分も報告されてくるわけですね。 女子ア ふーん。 森 友 それから、そろばんを使って計算をやると、 司会者 はい。 森 友 今までは、子供たちはぜんぶ筆算でやるわけですけどもね。 女子ア はい。司会者 はい。 森 友 そろばんを活用して計算を処理してゆくということのおもしろさ、 司会者 ふーん。女子ア うーん。うん。 森 友 あるいは、楽しさというものが分かられてきた。 女子ア はい。 森 友 子供たちにそろばんの面白みが理解されてきた。 司会者 はい。女子ア うーん。 森 友 今後は、民間パワーとしての学校への出講指導にもっと力をいれていこうと考えています。、 司会者 うん。 森 友 われわれプロの先生の力を、学校現場にどんどん生かして教育の実をあげていくことに努力しなければと思っています。 司会者 まあ、ぼくら、もう小学校の時分にはね、そろばんの授業あったような、なかったような、まあ、ちょろちょろっとねえ、あっただけの話で。 まあ、そのしっかりとはなかったんですけどもね。 森 友 今も、学校の先生がたのそろばん指導の力がちょっと問題かなと思っています。 司会者 はい、そら無いでしょう。ねぇ。 森 友 勿論、指導力のある先生もおられる。 司会者 はい。 森 友 そろばんを習った経験がある人もいる。 司会者 そうですね。 森 友 しかし、無い人もいるということですね。学校の指導書だけではなかなかうまくいかない、という部分がありますので、今度は学校の先生がたを集めて、どのようにそろばんを指導すればいいのかについて勉強してもらうことを考えています。 司会者 ふんふんふん。女子ア ふん。 森 友 未来永劫にわれわれが出講して、指導するというのはなかなかむずかしい部分もありますので。 司会者 そないね、ぎょうさん、先生もね、女子ア うーん。 森 友 そうなんです。1050校全部が依頼してきたらえらいことになります。 司会者 ねえー、はい。 森 友 このような支援活動を展開しながら、平行して、いずれは学校の先生がたが独自できちっとそろばんを指導できるような体制を作れれば、いちばん望ましいかなと思ってるんですけどね。 司会者 はい。そうですね。えー、でその、このそろばん教育の良さ、 森 友 はい。 司会者 これを医学的に証明しようと、そういう 森 友 そうですね。 司会者 動きもあるんですね。 森 友 ええ。 司会者 そろばんは医学的にいいんですか。医学的にいいというのは、どういうことなんですか。 森 友 医学的にいいというのは、 司会者 はい。 森 友 いろいろ意味があるんですけど、たとえば、 司会者 はい。 森 友 生理学的にとか、大脳生理学的にとか、ですね。 司会者 はい。 森 友 あるいは倫理学的にとか、いろいろの分野の先生がたがこのテーマに取り組んでいるんです。 司会者 はあー。女子ア ふーん。 森 友 特に今、ハイライトを浴びているのは、脳の血流を調べることでそろばん学習のメリットを突き止める作業です。 司会者 はあ。女子ア へえ。 森 友 たとえば、東北大学の医学部の川島隆太教授なんですけども、彼の実験では、f-MRIという装置を使って血流をしらべたんです。そろばんの練習時には前頭前野の血流が多くなるということです。つまり、そろばんの練習を行うことで、前頭前野の開発が行われる。この部位が発達すると情緒が大いに安定する。 司会者 ふーん。 森 友 たとえば、音読をしっかりやるとかね。 司会者 はい。 森 友 あるいは、簡単な筆算でも効果は期待出来るらしいのですが、そろばんの練習も成果につながる。 司会者 うーん。女子ア ふーん。 森 友 これは、だいじなことですね。今、「キレる」だとかいろいろのこといいますから。 司会者 はい。 森 友 そろばんの練習を通じて情緒が安定して、しかも、人間としてのバランスがひじょうにうまくとれてくるというデータが実験結果として出てきました。 そうなるとどうなるかというと、いわゆる考える力、生きる力というのも強くなる。 司会者 ふーん。 森 友 結果として、学習効果というところへこれは影響してくるということなんですね。 司会者 ふーーん。女子ア ふーーーん。 森 友 他にも何人かの先生方が、そろばんと脳の開発の関係について研究をしておられましていい結果が出ているようです。 また、暗算の練習で右脳が開発され、そろばんの練習が左脳の発達に効果的だということも明らかになってきています。暗算、そろばんをバランス良く練習して脳全体の発達につなげていくことは素晴らしいことと思っています。 女子ア ふーん。司会者 はい。 森 友 これからは、このようなことを如何に理解してもらうかということを考えないといけないということになります。ひじょうにうれしい実験がどんどんと進められているということなんですね。 女子ア はあー。なかなか、この右の脳っていうのは、使わないっていいますよね。 司会者 そうですね。 森 友 特に日本人の場合はね。 司会者 うーん。女子ア うーん。 森 友 外国人の場合は、言葉をしゃべること自体が右のほうの脳の開発に役立つといわれてます。 司会者 はい。 森 友 日本語の場合はやっぱり左脳型なんですね。 司会者 はあー。女子ア ふーーん。 森 友 日本人はそういう意味ではハンディキャップを持って生まれてくるのですね。 司会者 はい。 森 友 暗算をしっかりやることによって、右の脳のほうを強化することで、両脳のいいバランスをキープするというのはいいことですね。 司会者 うーん、なるほど。そろばんというのは、いろんなところで役立っている。 女子ア うーん。 司会者 ただ、ただ計算が上手になるっちゅうことじゃなく、そうやってやることでいろんなところが鍛えられて、情緒が安定したり、今のお子さんに必要なことでしょうね。 女子ア うーん。 司会者 情緒が安定したりだとか、学習能力、ものを吸収する力が高まるということで、 まあまあ、これからもがんばってですね、そろばんというものを普及させていただきたいと思います。えー、もっともっとお伺いしたいんですが時間がやってまいりました。いいお話を伺いました。今日は大阪珠算協会の森友建さんでございました。ありがとうございました。 森 友 ありがとうございました。 女子ア ありがとうございました。
<おわり>
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