「PRの成果」  常務理事 志賀 俊之  2009/10/24寄稿

 近年珠算界は社会から大きく注目を浴びマスメディアが「そろばん」を取り上げています。その源は、公募から選ばれ尾道市の小学校の校長でカリキュラム編成から学校づくりに成果を見せた陰山英男先生(現立命館大学教授)の100ます計算が発端ではなかろうか。

 

 マスメディアの評判はさることながら、脳科学の知識と実践「読み・書き・計算」などの学習によって、脳機能を活性化させる取り組みが多く行なわれている。

 

 国が3・4年の複数学年において「そろばん」授業を導入。尼崎市の特区は、小学校一年からスタートし今年は43校で珠算授業及び、他教科にも著しく成果をみせておおきな注目を浴びている。

 

 21年2月に塩谷 立 文部科学大臣から出された 「心を育むために」

 

 ①「読み・書き・そろばん・外遊び」を推進する。

 ② 校訓を見つめ直し、実践する。

 ③ 先人の生き方や本物の文化・芸術から学ぶ。

 ④ 家庭で、生活の基本的ルールを作る。

 ⑤ 地域の力で、教育を支える。

 

以上の5つの提案は珠算界にとっては大きなバックアップに成り得るものです。

 

 全国的に広まりつつある学校支援ボランティア活動。大阪府下において12年度は53校。20年度は143校に、年々希望校が増加し続けております。21年度は教育委員会の支援を受けいっそうの躍進が期待される。

 

 検定試験受験者においても平成17年から徐々に増加を始め平成20年には4~6級・準級・暗算で19.6%、1~3級は23.2%段位においては5.1%と平成15・16年から予想以上に増加の一途をたどっております。

 

 珠算界を取り巻くハリケーンは、徐々に勢力を強め中型に発達し進んでおります。大型に勢力を強めるためには。

 

 1.PRの拡大であろう。即に成果を求めるのではなく今後に生かし、会員のメリットを見込めるものでなければならない。珠算関係企業との連携も今後必要であろう。

 

 2.学校支援活動はまだ手掛けていない団体も、乗り遅れる事のないように一歩踏み出す努力をすべきである。また全国的組織の設立を望みたい。

 

 3.外国人講座も商工会議所との主催で、23年が経過した。マスメディアの積極的な報道は後を絶たず、受講者の中に、帰国後、暗算、集中力の得られる「そろばん」を学校、個人で指導に取り組んでおられる方が増えている。コンピュータ化の中で「そろばん」の国際化を進める上で強力なエネルギーとなっている。

 

 4.マスメディアから取材を受けるイベントの計画は・・・。日本珠算連盟日本一、全国珠算連盟日本一を統一し珠算界一丸となる一大イベント「新そろばん日本一」の実現を望みたい。現在、小中学生の全国大会が活発化しており、小中学生日本一も合わせて可能かと思われる。

 

 PR活動は各団体において会員から拠出金を募り活発に行われています。一概にPRといっても幅は広く、奥域は深く団体、地域、個人、そして報道も考えられる。

 

 中味を絞っていくと、テレビ、ラジオ、新聞、チラシ等々と挙げられ、日本珠算連盟、近畿団体連合、全国珠算連盟が行なっているテレビ、ラジオ、雑誌等で、成果を収めています。

 

 大阪珠算協会も創設以来独自のPRを展開する運びとなりました。

 8月28日(金)読売新聞朝刊一面を使い2号会員住所、教場名、電話番号を掲載。叉発刊の1面をカラーボスターに仕上げ会員に配布出来たことは、会員はもとより.対外的にも注目を浴びた事だろうと考えます。と共に会員と非会員との区別を一般の方々にアピール出来る材料となった。

 

 PR展開までのプロセスのポイントは、いかに提案者の意向に沿った物件が出来るかであった。

 原案は広告社「株式会社・新通」に、日本珠算連盟、近畿団体連合との企画作りのノウハウが生きた納得のいく出来上がりを見せてくれました。

 

 発刊の日程を8月28日~30日の予定が統一選挙日と重なり、新聞社との調整に四苦八苦の状態となった。が、新聞を見てもらえる最高条件となり、会員のメリットとして大きく前進できたと確信いたしました。

 

 2回目平成22年3月は産経新聞府内版に掲載を予定しております。

 尼崎市の教室については、読売新聞神戸阪神版。奈良の教室は、読売新聞奈良版に掲載いたします。

 新聞掲載は単年度では効果が薄いので向こう何年間は続けたい。

 22年度は、今年度の倍額の予算計上をお願いしワンランクアップのPRを計画中です。

 

ご期待を願いたい。

以 上