■いろんな工夫が加えられ、講師の選出にも意を用いたことで新鮮味が加わり、時代にマッチした内容のいい講習会であった。インターネットを使ってスカイプでアメリカのオレゴン州と回線を結び、現地でそろばんを教えている板林美和子先生との対話も実現した。毎回抽選で、DSソフトのフラッシュ暗算が7名ずつに進呈したが、好評であった。
■今日の最終日は、1講目が大阪珠算協会常務理事馬場正義先生担当の「私なりの作問の仕方and検定攻略法」であった。
日頃おろそかになりがちな部分をカバーするいい講座であった。
2講目は浦和珠算連盟の高柳和之先生が担当し、「元気が一番!」と題して、受講生から話のテーマ(事前に30項目の話題が提示されている)をリクエストさせてそれに答えて語る形のユニークな講義であった。
■独自の指導法と経営戦略でそろばん指導を展開している講師の戦術が、いくつかずつでも受講者の共感と理解を得て収穫してもらえていれば有難い。
■冒頭での挨拶で、@近畿連合のPR活動後半戦の状況 A「たのしいそろばん」改訂版の編集状況 B有識者懇談会のリーフレット発行 C学校支援珠算指導活動の今年度のリクエスト状況 D大阪市教育委員会主催の教師対象研修会開催(そろばん指導法)・・1月22日 E大阪日日新聞朝刊大型コラム(火・金)「澪標」(みおつくし)の執筆依頼(森友 建副会長が依頼を受諾)と第1回目の執筆分掲載(11月4日)
■F5月13日にNHKテレビの夕方ニュース枠で報道された報道番組「商売の街に息づくそろばんの音」が、関西写真記者協会のテレビ企画部門で金賞を受賞などを最新の情報として受講者にアナウンスした。
■最後に、長州藩で松下村塾を開き有為の人材を輩出した吉田松陰先生の次の言葉を紹介した。“一人学びて友なくんば、即ち固陋にして寡聞なり”・・・・1人で学問をし、一緒に学ぶ友達がなければ、学問の内容は偏り、見識は狭くなる という意味である。講習会に参加して自己研鑽に励むということが、ここに言う共に学ぶという理に適っているのではないかと問いかけて締めくくりとした。
■担当委員会のメンバーが目指した形に展開できた充実感の残る好企画であり、参加者の熱気が珠算教育のこれからを暗示してもいた本年度最終講であった。
(珠算情報ブログ「世界に広がるそろばん文化」より許可転載)

















