外国人講座の新入生  New Students to The Foreigners Abacus Class
 


 外国人講座に入門者2名  From Egypt & England

 パプアニューギニアから講座への入門者 
                        From Papua New Guinea & Brazil

 外国人講座にオーストラリア人新入生  From Australia
 


 外国人講座に入門者2名

11月1日外国人講座は2人の入門者を迎えた。1人はライラ・エルデメラウイ(LAILA ELDEMELLAWY)(女性)さんでエジプトのカイロからの留学生である。2007.4月に来日し1年間の大阪大学大学院研究生生活の後、2008.4月から同大学院修士課程(M1)で研究生活に入った。専攻は経済学のビジネス・マネージメント(経営学)である。

■エジプトの首都カイロにある大学AAST(Arab Academy for Science & Technology & Maritime Transport)を卒業して国費留学生として日本で研究をスタートさせた。ベネズエラからの同大学大学院M1生シモンさんの紹介でそろばん学習を決めた。

■ 彼女は数学が苦手であり、そろばん学習を通じて数学のレベルを上げたいということと、日本の文化や習慣に興味があり、講座での学習を通じてこれらの勉強もしてみたいということが動機となった。1986年6月に講座開講以来920人目の受講生である。エジプトからは2人目のそろばん学習者である。

■  二人目は、イギリスからのスベン・ヘップルワイトさん(男性)である。彼は今年8月に来日、大阪府教育委員会のALT(英語助手)として採用されて、9月から岸和田高校と貝塚南高校で教鞭をとっている。

■ イングランド南東部にあるMiddlesex University を卒業して来日した。大学での専攻は音響芸術(Sonic Arts)でBachelor of Science(理学士)を取得している。彼は数学が得意科目で、そろばんは算数・数学のための優れたテクニックだと考えている。数年前に、BBC放送が日本人の子供がそろばんを操る情景を放送したドキュメントを見て将来チャンスがあればチャレンジしてみたいと思っていたが、今回大阪に着任してこの夢が実現した。彼は921人目の練習生である。

■ ヨーロッパ西端の国から来た彼ら二人の練習生が本講座で、日本文化であるそろばんの真髄を学んでそれぞれの国に文化・技術移転を果たして欲しいと願っている。

 


 パプアニューギニアから講座への入門者

  10月18日、「外国人のための珠算講座」に80ヶ国目の受講者が入門した。918人目の練習生はパプアニューギニアからの国費留学生エステラ・チェング(ESTELLA CHEUNG)さん(女性)である。
彼女は大阪大学大学院 人間科学科の研究生である。昨年の4月から来年の3月まで研究生として社会学(SOCIOLOGY)の研究に励んでおり、来年4月からはマスターコースに進む予定である。

■ パプアニューギニアは南太平洋に浮かぶ最後の楽園といわれ、人口600万人、世界で2番目に大きいニューギニア島の東半分と600の島々から成り立っていて日本の国土の1.25倍である。首都はポートモレスビー。

大阪大学大学院生のユリアナさん(インドネシア)と奈良先端科学技術大学院大学の院生マリナさん(ブラジル)の紹介で珠算練習生となった。

■10月25日には919人目の練習生エリザベス・イシカワ(ELISABETH ISHIKAWA)さんが入門した。
彼女はブラジルからの国費留学生で、大阪大学大学院で1年半の研究生生活を終えて今年10月からマスターコースでの研究をスタートさせた。

■ 所属は大阪大学大学院外国語学科で、専攻は第2言語習得(言語+教育)(Second Language Acquisition)M1である。
同大学院生のユリアナさんと奈良先端大学院生のマリアさんの勧めで入門した。当講座に入る事を決めた理由は、珠算は日本の文化であり、quick thinking(迅速な思考速度)の獲得、珠算練習を通じて友達がたくさん出来ることなどがあげられている。

■ 大学院での研究に打ち込む傍ら、日本の伝統文化である珠算の練習に余暇をつぎ込む彼らの狙いには、特別な計算技術を習得すること以外に、珠算練習に没頭することで雑多な雑音から逃れて集中の世界に入ることで、生活にメリハリをつけることがあるようだ。
参禅することで得られるひと時の安らぎに似た時間であるのかもしれない。
彼らの研究生活が順調に進展するサポートになれば幸いである。
 

「世界に広がるそろばん文化」ブログより許可転載


 外国人講座にオーストラリア人新入生

■ 9月13日の外国人講座にオーストラリア人のHon Boey(ホン・ボエイ)さん(25歳)が入門した。今年の4月に来日しGABAで英語を教えていたが、7月の大阪府教育委員会のALT採用試験に合格し、10月からは西淀川区の中学校でALT(英語助教師)として英語指導に当たる。

■オーストラリアのUniversity of Technology, Sydney:シドニー工科大学を卒業し、グラフィックデザイナーとしてmusic magazine & entertainment の「TV Hits」や「Rolling Stone」などの雑誌社で編集デザインの仕事をしていたが、日本への興味が大きく数年間の日本での活躍を企画して来日となった。

■オーストラリアでは日本語教育が熱心に行われていて、ホンさんも完成度の高い日本語を駆使でき、日本語検定2級の実力を持っている。父親はマレーシア人、母親はシンガポール人であるが本人はオーストラリア人である。祖父は中国人であり、そろばんを日常的に使っていたが、指導を受けるチャンスがなかったことも、今回の入門の理由のひとつとなった。

■ そろばん学習を通じて暗算力が身につけばうれしい・・・というのが狙いの一つでもある。日本文化であり、有益な計算技術でもあるそろばんテクニックをマスターして、日本通の国際人として帰国してもらいたいと願っている。

 

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